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プレスリリース

2002年11月6日

IEEE1394 I/F・総画素数419万画素CMOSを搭載した高解像度白黒カメラを開発
「CMOS白黒カメラ CSB4000F」


CSB4000F 外観
CSB4000F 外観

東京電子工業株式会社(社長:高岡 博史)は、画像処理用途に特化したCMOSイメージセンサを搭載した、「419万画素CMOS白黒カメラ CSB4000F」を開発しました。


CSB4000Fに搭載しているCMOSイメージセンサは、画像処理用途で要求される機能を高次元で満たす為に独自に開発を行い、従来のCCDカメラとは一線を画する機能を搭載しています。 主な機能として、全画素を同一のタイミングで露光を行うグローバルシャッタ、任意の複数のエリアのみ読み出しを行うWOI(Window Of Interest)、広ダイナミックレンジを可能にするマルチスロープ機能を搭載しています。 画像処理装置、PCとのインターフェースはIEEE1394を採用しました。 筐体は一体形で、54×43×94.5mm 約220gと小型・軽量のため、産業用機器や画像処理装置への組み込みに適しています。


開発のポイントと背景

1. インターフェースについて

現在の画像処理用カメラのインターフェースとして大きく分けますと、デジタル方式、アナログ方式の2つの方式があります。 デジタル方式としてはカメラリンク、EIA-644、RS-422、USB、そして今回CSB4000Fに採用したIEEE1394があげられます。 IEEE1394は、PC及び周辺機器のみならず様々な機器へ採用されているインターフェースであり、産業用カメラのプロトコルとしてIIDC 1394based Digital Camera Specificationが規定されています。 IEEE1394の特長として、カメラから画像処理装置等への1対1のインターフェースではなく、複数のIEEE1394機器の、ネットワーク上で使用できること、専用のフレームグラバボード等を必要としないため、コストを安価に抑える事ができる等が挙げられます。

2. CMOSイメージセンサについて

現在の画像処理用カメラは、高画素のCCDを採用した製品が主流を占めています。 一方、画像処理用途に於けるカメラへの要求トレンドは、一層の高画素化、高速化、多機能化が求められております。 当社としましても、CCDカメラでマルチプルシャッタ機能、パーシャルスキャン機能、フルフレーム読出し等の技術でニーズにお応えして参りましたが、CCDイメージセンサでは構造上さらなる高速化のニーズにお応えすることが難しくなってきました。 そこで、画像処理用途で要求される機能を満たす為にCMOSイメージセンサを独自開発し、先日より販売を開始した、CSB4000CLおよび本製品に採用致しました。

このCMOSイメージセンサの最大の特長は、CCDと同等に同一タイミングで全画素の同時露光を可能にした電子シャッタ方式です。 従来のCMOSイメージセンサで採用されている電子シャッタの方式は、ローリングシャッタまたはフォーカルプレーンと呼ばれ、画素の露光タイミングはラインごとに異なるため、メカニカルシャッタ等を用いないと動的物体をブレの無く撮影する事ができません。 今回開発したCMOSイメージセンサはCCDと同様な同一タイミングでの全画素の露光が可能で、従来のCMOSイメージセンサのウィークポイントを払拭する機能であり、CMOSイメージセンサを画像処理用途に使用することが可能となりました。

また、CMOSはその構造上、露光エリアの特定の部分を読み出す事が可能であり、WOI(Window Of Interest)はこの機能を活用し、不要なエリアを読み出す必要がなくなるため読み出し速度の高速化が可能です。WOIについては様々な画像処理の用途を考慮し、最大16個のエリア指定が可能です。

主な用途

  • 画像処理用途(製造装置、検査装置など)
  • 車両のナンバー読み取りなどのITS用途
  • バーコード、2次元コードの読み取り ・顕微鏡用途

主な特長

  • 総画素数419万画素CMOSを搭載

    正方格子画素配列、2048×2048画素のCMOSイメージセンサを搭載し、高解像度を実現しました。
  • WOI(Window Of Interest)機能

    ユーザーの指定した任意の複数のエリアのみの読み出しを行うことで、読み出し速度の高速化を行えます。
  • マルチスロープ機能

    CMOSセンサ自身で明暗を圧縮して広ダイナミックレンジを実現します。ユーザーのオリジナル値も設定でき、外部からセレクトして使用できます。
  • グローバルシャッタ機能

    同一タイミングでの全画素の露光が可能で、静止画像を容易に得ることが出来ます。
  • IEEE1394インターフェース

    画像処理装置、PCとのインターフェースとしてIEEE1394を採用しています。産業用カメラのプロトコルであるIIDC 1394based Digital Camera Specification ver1.3に準拠しております。
  • Cマウント

    レンズマウントは、産業用カメラでは一般的な規格であるCマウントを採用しています。 400万画素の高解像度を画面の隅々まで生かしきる推奨レンズとして、TFL2520もご用意しております。
  • 機器への組込に適した小型・軽量ボディ

    54×43×94.5mm 約220gと、小型・軽量の一体形です。

価格

419万画素CMOS白黒カメラ CSB4000F 標準価格 ¥480,000-

販売開始時期

2003年2月発売予定

販売見込

初年度 5,000台

主な仕様

CSB4000F 仕様の表
撮像素子 対角17.4mm(1.1型)CMOSイメージセンサ
総画素数 419万画素
インターフェース IEEE1394 Std.1394a-2000(転送速度:400Mbps)
プロトコル IIDC 1394based Digital Camera Specification ver1.3準拠
ビデオフォーマット Format7/特殊フォーマット(WOI時)
レンズマウント Cマウント
電源 DC8~30V(IEEE1394コネクタより給電)
外形寸法 54(W)×43(H)×94.5(D)mm
質量 約220g
対応予定ホストアダプタカードメーカー 株式会社エフ・エー・システムエンジニアリング 殿
株式会社テクノスコープ 殿
Iris Vision 殿
MATROX 殿
Unibrain 殿
推奨レンズ TFL2520(東京電子工業製)

この件に関するお問い合わせ

マシンビジョン&メディカルイメージング部
映像・情報機器営業担当
TEL:042-589-8772

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