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国際画像機器展2019 ご来場の御礼とご報告
2019年12月4日(水)~6日(金)、パシフィコ横浜で開催されました「国際画像機器展2019」に出展し、CoaXPress Ver2.0のインターフェースを採用した高画素カメラをはじめ、各種インターフェース(Camera Link カメラ、USB3 Visionカメラ、GigE Visionカメラ等)のバリエーション豊かな商品ラインアップ展示、画像処理を用いたIoT、AIの具体的事例をご紹介しました。
多くの皆様にお立ち寄りいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
展示品のご紹介
産業用カメラ・商品ラインアップ展示
弊社の主要な産業用カメラ・ラインアップの実機展示を行いました。
- USB3.0 / USB3 Visionカメラ
- GigE / GigE Visionカメラ
- Camera Link カメラ
CoaXPressインターフェース採用RGBとNIRの同時撮影が可能な1億2,000万画素カメラ(参考出品)
1億2,000万画素(120MP)の高画素カメラをCoaXPress(Ver1.1)規格で出力するカラーカメラを動展示しました。
使用センサはRGBカラーとNIR領域の同時撮影・出力が可能であり、特殊な検査用途への使用が期待されます。
可視光とNIR光での見え方の違いがよく分かるデモになります。
CoaXPress Ver2.0 6,500万画素/4,500万画素カメラ(参考出品)
最新のCoaXPress Ver2.0 CXP-12インターフェースを4レーン搭載した、6,500万画素(65MP)と4,500万画素(45MP)のカメラを同展示(65MPモデル)しました。被写体には弊社開発の1,258万画素CMOSセンサを使用し、ワイヤボンディング付近を高精細で、かつ71fpsと高速で撮影するデモを行いました。
Dual USBで転送帯域10Gbpsを実現~産業用カメラDDU シリーズ
USB3.1 Gen 1インターフェースを2チャンネル搭載した、弊社独自のデュアルUSB3 カメラを同展示しました。
弊社製品であるシングルUSB3仕様の「DU1207MCF」と、デュアルUSB3仕様の「DDU1207MCF」を同じタイミングでトリガ撮影し、時系列で撮影画像を並べて表示するデモを行いました。
第4世代「Pregius S」で2400万画素カメラ/Cマウントを実現
第2世代のPregiusセンサを搭載したカメラと第4世代Pregius Sセンサ(2400万画素)を搭載したカメラで感度比較デモを行いました。
Sマウント-Cマウント変換アダプタ「SCAR」
「SCAR」は、SマウントタイプのレンズをCマウントに変換し、Cマウントタイプのカメラに取り付けることができるアダプタです。
この事例ではSマウントタイプの魚眼レンズを付けることで、狭い装置内でも監視が可能になります。
映像 IoT for Smart Factory(コンセプト展示)
生産現場にカメラを使用して映像を活用することにより効率的なIoT化が期待できます。
画像解析による作業の見える化、録画映像による作業分析等を容易に行うことができ、生産性向上につなげることができます。
この展示では、実際に弊社内で行っているシステムを簡単に紹介しました。
AI画像解析・検査ソリューション(使用事例)
AIを利用した画像解析・検査ソリューション事例として、愛電株式会社様の検査装置を紹介しました。
画像取得用に、「BG302LMCG」を使用し、NGレベルのプロペラの打痕を即時に検査するシステムになります。
装置の特長として、少ない枚数の画像で良否レベルを学習し運用できるところです。
2019国際画像セミナー
同時開催された国際画像セミナーに「東芝テリーにおける高画素カメラの展望」と題して弊社エンジニアが講演を行いました。
お忙しい中、大勢のお客様にご来場ご聴講いただき、誠にありがとうございました。
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